2008年09月07日

第10戦 ドイツGP



…やばっ、また溜めちまったよ(苦笑)

折り返し点を過ぎた今シーズンのF1、後半戦のスタートの舞台は「皇帝」M.シューマッハの母国ドイツです。かつてはシルバーストンやモンツァと並ぶ超高速サーキットだったホッケンハイムですが、今やF1サーキットのトレンドセッターと化した(苦笑)H.ティルケによって中高速のレイアウトに改修されてしまいました。とはいえ、ロングストレートの後のヘアピンでのオーバーテイクという新たな見所が出来ましたし、エンジンに対する厳しさは改修前とさほど変わらないので、ドライバーもマシンも決して楽にレースを進めることは出来ません。

ニュルブルクリンクとの隔年開催で2年ぶりのレースとなった今回のドイツGPを征したのは、ポールポジションからスタートしたマクラーレンのL.ハミルトンでした。スタートダッシュよく独走態勢を築いていたところを、トヨタのT.グロックのクラッシュによるセーフティカー導入の際にピットインを行なわなかったことで、予定されていた2回目のピットインの後は5番手に後退したものの、そこから怒涛の追い上げを見せて今シーズン初の連勝ウィナーとなったのです。カナダGPでのピットレーン追突とそのペナルティに対するコメントに対してはかなり厳しいバッシングを浴びましたが、前回の母国イギリスでの勝利に続いての連勝で、改めてその実力を見せ付けると共にタイトル争いでも頭一つ抜け出しました。
ハミルトンがセーフティカー導入による不利を跳ね返したのに対して、逆にセーフティカー導入が吉と出たのが、今回自身初の2位表彰台を獲得したルノーのN.ピケでした。17番グリッドからのスタートというポイント獲得にはあまりに絶望的な状況から地道にポジションを上げ、唯一のピットインの直後にセーフティカーが入るという運のよさもあって、全員が最後のピット作業を終わった段階でトップを走るという快挙を見せてくれました。最後はハミルトンに抜かれたものの、レース終盤で自己ベストを更新する走りを披露した事と合わせて、一時はスーパーアグリ撤退でシートを失った佐藤琢磨と交代するのではと迄囁かれた状況をこれで払拭するかたちとなりました。
3位には2番手からスタートしたフェラーリのF.マッサが入りましたが、セーフティカー導入に合わせてのピット作業で交換したソフトタイヤとのマッチングに苦しみ、ポテンシャルでは格下のルノーのピケを最後まで捉えられなかったという点では喜びも半分といったところではないかと宗田は思いました。

一方、ハミルトン・マッサと同ポイントでレースに臨んだ昨年のチャンピオンのK.ライコネンは、6番グリッドからのスタートで序盤からBMWザウバーのR.クビサやルノーのF.アロンソとの接戦を展開、セーフティカーによるレース中断後はハミルトンに負けず劣らずの追い上げを見せたものの6位入賞に留まり、タイトル争いで一歩後退となってしまいました。
また、カナダでの1−2フィニッシュ以降はどこか精彩を欠いた感のあるBMWザウバーは、N.ハイドフェルドが12番手スタートから4位入賞を果たしたものの、クビサは7番手スタートから7位入賞とライコネンと同様に持ち味の速さは見られず、ダブル入賞の安定感よりもヨーロッパラウンドに戻ってからの伸び悩みの方が目に付く結果となってしまいました。

そして、日本勢。
前戦イギリスでR.バリチェロが久々の表彰台を獲得したホンダは、J.バトンが14番手スタートから完走台中最下位の17位、18番グリッドからスタートしたバリチェロはリタイヤと全くいいところがありませんでした。前回の表彰台は天候に助けられた上でのギャンブルの結果であり、トップはおろか中団グループからも完全に離された状態が未だに続いているのには何とも言い様がありません。このままの低空飛行に甘んじるホンダではないと信じたいのですが…。
グロックのクラッシュで肝を冷やしたトヨタですが、J.トゥルーリも予選4番手という好位置を活かせず9位完走に終わってしまいました。こちらも予選の速さをスタートダッシュの失敗で台無しにしてしまう傾向をまだ引きずっているようで、せっかくのマシンポテンシャルがレースに反映されていないのが勿体無い気がします。
予選16番手からスタートしたウィリアムズの中嶋一貴クンは後方でのバトルに終始してしまい、14位完走に終わりました。自分よりも後方からスタートしたピケが2位に入った事に対して、「レースが終わった時にいるべきポジションにいられたかどうかの差であり、自分もそこに残ることが出来るように頑張りたい」というようなコメントをしていたのが宗田には今回のGPで最も印象に残りました。その気持ちがある限り、一貴クンはまだまだ成長すると宗田は見ています。

最後に宗田的には…またも更新を溜めてしまい、恥ずかしいの一言ですが(苦笑)何とか日本GPまでにはレビューが追いつくようにしますので、見捨てないで下さいませm(__;)m
posted by 宗田本一郎 at 15:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 2008年シーズン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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